賃貸管理500戸からの組織改革!深夜対応の外注で離職を防ぎ利益を出す方法

管理戸数が500戸、1,000戸と増えていくにつれて、見直したいのが夜間・休日の緊急対応です。

少人数のうちは社用携帯を持ち回る方法でも対応できますが、管理戸数や問い合わせ件数が増えると、特定のスタッフに負担が偏りやすくなります。

夜間対応による負担は、その時間だけで終わるものではありません。翌日の業務への影響や、経験のあるスタッフへの負担集中など、組織全体の運営にも関わってきます。

本記事では、管理戸数500戸以上の管理会社様を想定し、自社スタッフによる深夜対応で確認したい課題と、外部サービスを活用して夜間対応を仕組み化する考え方を解説します。



夜間対応を外部化した場合のサービス内容を先に確認したい方は、以下からご覧いただけます。

管理戸数500戸超で見直したい:自社スタッフによる深夜対応の「3つの限界」

「500戸を超えたら必ず外注が必要」というわけではありません。確認したいのは、管理戸数そのものよりも、夜間対応が現在の人員体制で無理なく回っているかどうかです。

レプリスの24時間駆けつけサービスでは、コールセンターへの入電のうち3分の1以上が18時から翌8時までの夜間帯です。営業時間外にも一定数のトラブルが発生することを前提に、誰が対応するのかを決めておく必要があります。



担当者によって判断や対応品質が変わりやすい

鍵の紛失、水まわり、電気・ガス設備などのトラブルでは、まず現在の状況を確認し、電話案内で解決できるのか、現場対応が必要なのかを判断します。

自社スタッフが交代で対応している場合、経験のある担当者と慣れていない担当者で、確認内容や次の対応が変わることがあります。

管理戸数が増えて問い合わせ件数も多くなるほど、担当者個人の経験だけに頼らず、受付内容・判断基準・現場対応への移行条件を揃えておくことが必要です。



経験のあるスタッフに夜間対応が集中しやすい

夜間トラブルでは、その場で判断できる経験者へ連絡が集中しやすくなります。

日中は通常業務を担当しながら、営業時間外にも社用携帯を持つ状態が続けば、勤務時間だけでは見えにくい負担が積み重なります。

特に確認したいのは、「誰が夜間電話を持っているか」「月に何回対応しているか」「特定のスタッフだけに判断が集中していないか」です。離職が発生してから体制を見直すのではなく、偏りが見え始めた段階で運用を整理することが大切です。



翌日のコア業務にしわ寄せが出る

深夜に対応したスタッフが翌日も通常どおり勤務する場合、夜間対応そのものだけでなく、翌日の業務にも影響が出ます。

管理戸数の拡大を目指すのであれば、まず次の3点を確認してみてください。


  1. 夜間・休日の問い合わせが月に何件発生しているか
  2. 対応が特定のスタッフに偏っていないか
  3. 夜間対応後に、翌日の訪問・入居促進・事務処理へ影響が出ていないか

この3点を把握すると、「何戸になったら外注するか」ではなく、「現在の体制でどこに負担が発生しているか」を基準に判断できます。

夜間対応の外部化で比較したい3つのポイント

夜間対応の外部化を検討するとき、月額料金だけを見て「自社対応の方が安い」と判断すると、実際の負担を正しく比較できないことがあります。

比較したいのは、外注費と残業代だけではありません。採用・教育・引き継ぎ、翌日の業務への影響まで含めて、自社対応にどのようなコストが発生しているかを整理します。



外注費は「現在発生している業務」と合わせて比較する

まず確認したいのは、夜間の電話受付、状況確認、業者手配、現場対応、翌日の引き継ぎまで、自社でどの業務を行っているかです。

外部サービスを比較するときも、料金だけではなく、「電話受付だけなのか」「電話で解決できない場合に現場対応まで行うのか」など、対応範囲を揃えて比較する必要があります。



増員すると採用・教育が必要

夜間対応の負担を軽減するためにスタッフを増員する場合、新たな人材の確保だけでなく、業務を任せられるようになるまでの準備も必要です。

特に、緊急時の判断基準や物件ごとの対応ルールなど、通常業務とは異なる知識を共有する必要があり、採用後すぐに夜間対応を任せられるとは限りません。

そのため、増員を検討する際は、対応マニュアルの整備や問い合わせ内容に応じた対応先の明確化など、人員を増やす以外の方法もあわせて検討することが重要です。



500戸から1,000戸、3,000戸へ増えても回せる体制か

管理戸数が増えれば、トラブルが発生する対象物件も増えます。

そのため、現在の管理戸数だけでなく、将来的な事業拡大を見据えて夜間対応の運用方法を検討することが重要です。

例えば、問い合わせの一次受付を外部サービスに任せ、管理会社による判断が必要な案件のみ自社で対応する仕組みであれば、管理戸数が増えても社内の対応業務を抑えやすくなります。

現在500戸を管理している会社様であっても、「1,000戸、3,000戸へ増えたときにも、無理なく運用を続けられるか」という視点で、今後の管理体制を考えておくことが大切です。

労働時間と休息の確認:深夜対応を続ける前に押さえたい労務・契約上のポイント

夜間対応を自社スタッフで続ける場合は、業務効率だけでなく、労働時間の管理も確認しておく必要があります。
特に、時間外労働の上限規制と勤務間インターバル制度は別の制度です。深夜対応が発生した際に、翌日の勤務をどのように調整するかまで含めて運用を決めておくことが大切です。



36協定と「勤務間インターバル」を分けて確認する

時間外労働の上限は、原則として月45時間・年360時間です。臨時的な特別の事情があり特別条項を設ける場合にも、年720時間以内などの上限があります。

一方、勤務間インターバル制度は、終業から次の始業までに一定の休息時間を確保する仕組みで、2019年4月から導入が事業主の努力義務となっています。厚生労働省では、11時間の休息を確保する例も紹介していますが、すべての企業に一律11時間を義務付ける制度ではありません。

たとえば深夜2時まで対応し、翌朝9時から通常勤務する運用が続いている場合は、時間外労働の状況だけでなく、十分な休息時間を確保できる勤務体制になっているかも確認しておきましょう。



参考:厚生労働省 「時間外労働の上限規制」
参考:厚生労働省 「勤務間インターバル制度とは」



「管理受託契約書」で緊急時の対応範囲を明確にする

夜間トラブルでは、管理会社様がどこまで対応するのか、現場対応に費用が発生した場合は誰が負担するのかが曖昧だと、後から認識の違いが生じることがあります。

「営業時間外の受付範囲」「応急対応の範囲」「追加作業が必要になった場合の扱い」などをあらかじめ整理しておくと、担当者ごとの判断差も抑えやすくなります。

外部サービスを導入する場合も、サービス会社へ任せる範囲と、管理会社様が翌営業日に確認する範囲を決めておくことで、運用しやすい体制になります。

トラブル対応を「コスト」から「管理品質の強み」に変える

夜間対応の見直しは、スタッフの負担を減らすためだけの取り組みではありません。

誰が電話を受けても同じ流れで対応できる体制を整えることで、管理品質をオーナー様へ説明しやすくなります。

具体的な本人確認や鍵紛失時の対応手順については、以下の記事でも詳しく解説しています。

民泊の鍵紛失対応を仕組み化!運営代行の深夜対応を減らす方法

オーナーへ説明しやすい「標準化された対応体制」

管理戸数が増えるほど、「緊急時に誰が受け付け、どのような流れで対応するのか」を担当者個人ではなく会社として説明できる体制が必要になります。

夜間の受付方法や現場対応への移行条件を決めておけば、担当者が不在でも対応方針が変わりにくくなり、オーナー様へ管理体制を説明する際の材料にもなります。



管理受託営業における差別化につなげる

管理受託の提案では、管理料だけでなく、入居後のトラブル対応体制も比較される要素の一つです。

「24時間受付できる」「電話だけで解決できない場合には現場対応へつなげられる」といった具体的な体制を示せれば、オーナー様にとって管理を任せる際の安心材料になります。

夜間対応を単なるコストとして考えるのではなく、管理品質を安定させるための仕組みとして整理することで、管理受託時にも説明しやすくなります。

レプリスの「24時間駆けつけサービス」を管理体制に組み込むメリット

レプリスの24時間駆けつけサービスでは、水まわり、鍵、ガス・電気設備などのトラブルを24時間365日受け付けています。

電話による案内で解決できない場合は、現場へ出動して応急対応を行うため、管理会社様が営業時間外に毎回業者を探し、手配する運用を見直す選択肢になります。



突発的な夜間対応を「その場の判断」にしない

夜間トラブルが発生するたびに、その日の担当者が業者を探し、対応方法を判断する運用では、担当者の経験や状況によって対応が変わりやすくなります。

あらかじめ駆けつけサービスを組み込んでおけば、トラブル発生時の連絡先と基本的な対応フローを決めておくことができます。



夜間の一次受付・現場手配によるスタッフ負担の軽減

夜間に入居者様から連絡が入るたび、管理会社様のスタッフが電話対応から業者手配まで行う必要がなくなれば、営業時間外の拘束を減らしやすくなります。

その結果、翌日は入居促進、オーナー対応、契約・精算など、本来の日中業務へ時間を使いやすくなります。



管理戸数が増えても運用を変えにくい仕組みをつくる

500戸から1,000戸、さらに3,000戸へと管理戸数を増やす場合、戸数が増えるたびに夜間当番を増員する運用では、採用や教育も同時に必要になります。

夜間の受付と現場対応をあらかじめ外部サービスへ組み込んでおくことで、管理戸数が増えても特定のスタッフだけに負担を集中させにくい体制をつくれます。

まとめ:3,000戸を目指す前に、夜間対応を「個人」から「仕組み」へ

まずは次の順番で、現在の運用を見直してみてください。


  1. 月の問い合わせ件数・特定スタッフへの偏り・翌日業務への影響度を確認する
  2. 夜間対応のうち、外部サービスへ任せる範囲を決める
  3. 導入後は、件数と負担の変化を月ごとに確認する

500戸という数字だけを基準に判断する必要はありません。現在の管理戸数で夜間対応に無理が出ているのであれば、その時点が体制を見直すタイミングです。

夜間対応を自社スタッフだけで続けるべきか、外部サービスを組み合わせるべきか検討されている管理会社様は、現在の管理戸数や夜間対応の状況を整理したうえで、レプリスの24時間駆けつけサービスも選択肢としてご検討ください。

Topics

トピックス

	{
    "header": {
        "minimamHeightScale": 1.0,
        "scalingAnimSec": 0.3
    },
    "src": {
        "spacer": "/share/im/ui_spacer.png",
        "dummy": "/share/im/ui_dummy.png"
    },
    "errorScreen": {
        "enableTemplate": false
    },
    "breadcrumb": {
        "enable": true,
        "indexLabel": "トップ",
        "disabledIndex": false,
        "enableJsonLD": true
    },
    "viewport": {
        "width": "device-width",
        "initial-scale": "1.0"
    },
    "formatDetection": {
        "email": "no",
        "telephone": "no",
        "address": "no"
    },
    "enableLegacyIECompatible": false,
    "MSEdgeDisableIMGVisualSearch": {
        "enable": true,
        "targetClass": null
    },
    "pageScroll": {
        "addPreOffsetPx": 50,
        "easingType": "easeInOutCubic",
        "duration": 400
    },
    "spacer": "/share/im/ui_spacer.png"
}

dialog image